ロバート・クビサは、F1グリッド復帰にまたもう一歩近づいた。2011年のプレシーズンでのラリーでの事故で右腕を切断寸前という重傷を負ったロバート・クビサは、先月、ルノーのプライベートテストで6年ぶりにF1カーをテスト。バレンシアでロータス E20で“グランプリ週末を1日に凝縮”したプログラムを実施し、身体的に支障がないことが確認された。
そのテストで、ロバート・クビサは、ルノーの公式リザーブドライバーを務めるセルゲイ・シロトキンを上回るタイムを記録したと伝えられている。ルノーは、ポール・リカールで2度目のテストを予定しており、ロバート・クビサのF1復帰が可能かどうかを評価するとされている。その準備としてエンストンのシミュレーターでルノーの2017年F1マシンを試したことを明らかにした。「今年の構成のマシンを試すことができた」とロバート・クビサは Sky Itlia にコメント。「一日はかなり順調に進んだ。ただ、詳細を語りたくはない。でも、そうだね、僕はチャンスを得た。満足しているし、チームだったね」大きなクエスチョンマークは、ロバート・クビサの右腕がF1ドライバーとしての苛酷な日々に対処できるかということだ。「人生ではもっと良い日々を過ごしてきた。でも、はるかに悪い日もあった」とロバート・クビサはコメント。「現在の状況はいいと思う。安定しているし、いい感じだ。頭の中でも多くのことが変わった。以前にあったある程度の制限はなくなっている」ロバート・クビサは、F1に復帰するために件目にプッシュしていることを隠そうとはしていない。「何を実現できれば、満足感があるものだ。でも、とにかく頭をクールに保っていなければならない」とロバート・クビサはコメント。「バレンシアで果たしたステップは大きかったし、今後は段階的に進めていかなければならない。夢のゴールに近づけることを願っている。僕はそれを隠すつもりはない」噂では、ロバート・クビサがF1イタリアGPのフリー走行1回目にグランプリ週末で復帰を果たすとも言われている。
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