ロバート・クビサは、F1復帰を妨げているのはコックピットの狭さだと明かした。ロバート・クビサは、2011年2月のラリーの事故で重傷を負い、右腕にはまだ後遺症が残っている。ラリーでの新たなキャリアを順調に進めているロバート・クビサは、F1復帰を妨げるのは非常に限られたコックピットのスペースで動きが制限されてしまうことだと述べた。
「ラリーのクラッシュで大ケガを負ったけど、幸運なことに僕は今でもハイレベルのドライブができる。ただ、F1では駄目だけどね」とロバート・クビサは BBC に語った。「F1で走るすることは大きな問題じゃない。問題は、全てのサーキットでレースを走り切れるかだ」「でも、残念ながら今はそれができない。F1で問題なのはスペースだ。FIAが、いつかマシン幅を10〜15cm広げることがあれば、僕もドライブできる。でも、ラリーがセカンドチョイスというわけじゃない」 ロバート・クビサは、再びF1マシンでドライブできるかのはいつかという期限を設定する気はなく、復帰に近づいていると感じる限りモチベーションは保たれると述べた。「僕にとって重要なのは前進していると感じることだ。日常生活で腕の動きに支障があるとしても、ドライビングでは前進しているのがわかる。ラリーでも、シミュレーターでもね」「どこまでいけるか、いつまでかかるかが問題だけど、正直なところ1カ月だろうが1年、10年だろうが構わない。いつか再びF1をドライブするチャンスはあるだろう」
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