ロバート・クビサのマネージャーは、現段階でのクビサのF1キャリアには、ラリー参戦への許可が重要だと認めている。BMWザウバー所属時は契約で制限されていたロバート・クビサが、2010年にルノーに移籍してからは各種ラリーに出場している。今週末、ロバート・クビサはルノー クリオでフランスで開催されるラリー・デュ・ヴァルに出場する。
ロバート・クビサのマネージャーを務めるダニエレ・モレリは「キミ（ライコネン）はキミだ。しかし、ロバートにとってはもっと小さいクルマで学ぶ方が簡単だろう」と Turun Sanomat にコメント。「ロバートはまだ25歳だし、少なくともあと7〜8年はF1のトップで走る。いつかロバートが（フルタイムで）ラリーをする際は本格的に間違くやりたがるだろう」ダニエレ・モレリは、その準備のためにもロバート・クビサのF1契約にラリー参戦への許可が含まれることが重要だという。「BMWでは不可能だった。ウィリアムズならラリーを認めてくれるだろう。しかしマクラーレン、レッドブル、フェラーリ、メルセデスは認めてくれないだろう」ロバート・クビサは「まだあと数年はF1に留まりたい。でも、F1を辞めるときは、楽しむためにラリーに情熱に捧げたい。今のアプローチと同じ精神でね」と述べた。