F1韓国GPの舞台となった韓国インターナショナルサーキットで開催予定だったF3スーパプリが中止になった。F1の査察官は10月24日の韓国インターナショナルサーキットでのF1韓国GPの開催を承認したが、政府の査察官は、11月下旬に予定されていた国際F3レースには移動式スタンドが危険であるとみなした。F3イベント主催者のバリー・ブランドは「(プロモーターの)KAVOは、不可抗力によりイベントをキャンセルせざるを得なかった」と説明した。
バリー・ブランドは、キャンセルの理由は「サーキットの法的な問題」だと述べ、またKAVOのスポークスマンはAFP通信に対して「査察官の承認の遅延」によるものだと語った。KAVOは、全羅南道政府が関わる民間ジョイントベンチャー企業である。スポークスマンのキム・ジェホは、この決定は、2011年10月16日に予定されている来年のF1韓国GPに影響を与えることはないと述べた。「移動式スタンドを完成させるために全力を尽くす」「経験不足を考えれば、初のF1レースは満足できるかたちで開催されたと思っている。しかし、来年のF3レースのために完璧な準備をする必要がある」