佐藤公哉が、11月20〜22日にスペイン・アラゴンで実施されるワールド・シリーズ・バイ・フォーミュラ・ルノー3.5の公式合同テストに参加することが決定した。今季の佐藤公哉は7月19日にはイギリス・シルバーストンで、10月18日にはイタリア・バイラーノで、ザウバーF1チームのテストドライバーに起用されただけでなく、10月11〜13日に鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPでは同チームのリザーブドライバーにも抜擢され、近い将来のF1デビューへさらに一歩近づいた。
なお、ワールド・シリーズ・バイ・フォーミュラ・ルノー3.5の公式合同テストでは、佐藤公哉は、21日にロータス、22日にポンスでドライブする予定となっている。佐藤公哉「2013年シーズンのAUTO GPでは、残念ながらチャンピオンを逃すシリーズ2位に留まりました。しかし、シーズン最多勝タイの5勝を飾れて自信になりましたし、そのAUTO GPでの好成績もありザウバーF1チームで2度テストドライバーに起用されました。現在、僕と僕のマネジメントチームは、2014年シーズンのレース活動に向けて着々と前進しています。そのステップのひとつとしてこの度、F1直下の激戦シリーズであるワールド・シリーズ・バイ・フォーミュラ・ルノー3.5の公式合同テストに参加します。このテスト参加は、F1チームから僕のマネジメントチームに寄せられたアドバイスに基づくものですが、近い将来のF1リザーブ/テストドライバー就任はもちろん、F1レギュラードライバー就任も見据えています。日本国内のファンの皆さま、メディアの皆さま、そして僕を支援してくださる皆さまのご期待に応え、できるだけ早い時期に2014年シーズンのレース活動に関してご報告したいと思います。今後ともご支援とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます」