佐藤公哉が、2013年にAuto GPにユーロノバ・レーシングからフル参戦することが決定した。佐藤公哉(24)は、昨年のドイツでATS F3カップに参戦し、シーズン4勝と6度の表彰台を記録してランキング3位を獲得。12月にバルセロナでAuto GPの公式テストに参加し、印象的な速さをみせていた。佐藤公哉は、3月24日のモンツァでの開幕戦にむけ、来月ユーロノバでプライベートテストを実施していく。
佐藤公哉「2013年シーズンにユーロノバ・レーシングとAuto GPに参戦できることを非常に嬉しく思っています。ここまで僕のキャリアのために懸命に働き、サポートしてくれたみなさんに感謝したいです。今年タイトル争いができるように全力を尽くしますし、刺激的なシーズンを楽しみにしています」ビンツェンツォ・ソスピリ (チーム代表)「公哉を我々のチームに迎えることができて非常に嬉しく思っている。先月のバルセロナテストでの彼は非常に印象的だった。今シーズン、我々はトップを争えると確信している。Auto GPはドライバーに多くの学習の機会を与えることのできる素晴らしいシリーズだ。公哉のレースキャリアにとっても重要なステップになるだろう」2010年からスタートした「Auto GP World Series」はWTCC世界ツーリングカー選手権と併催されるイベントでヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、そしてアメリカ大陸の世界3大大陸を転戦し、7イベント全14戦で争われる。 Auto GPは、ローラ製シャシーに約550馬力を発生するザイテック製3400ccV型8気筒自然吸気エンジンを搭載したビッグマシンで戦われる。同シリーズの初代チャンピオンは現在ロータスF1チームで活躍するロマン・グロージャン。2012年の最終戦には桜井孝太郎がユーロノバ・レーシングから最終戦ソノマにスポット参戦している。関連:黒田吉隆、Auto GPへの参戦が決定 - 2013年3月13日
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