佐藤公哉が、GP2最終戦アブダビへの意気込みを語った。佐藤公哉「2月半ばにカンポス・レーシングと契約を交わして約9ヵ月、初めてGP2マシンに乗って約8ヵ月、短くもあり長くもありというのがいまの率直な気持ちです。ここまでGP2で9大会18レース、並行して参戦したAUTO GPで6大会12レースを戦い、なにかと忙しいシーズンでした」
「そうした状況で、GP2は3月のシーズンオフテストで手応えを得られたものの、いざ本番を迎えるとうまく行かず、ロシア・ソチの第10大会でようやく7位入賞2ポイントを手にできました。正直、ここまで苦戦するとは思いませんでした。一方、ユーロ・ノヴァから参戦2年目のAUTO GPでは、年間最多勝記録を更新する6勝を挙げてチャンピオンとなりました」「僕にとって1年目のGP2シーズン、次のアブダビ大会が今季最後のレースとなります。3月半ばのアブダビ・テストでは好感触を得ていましたし、ロシア・ソチで開催された前大会のようにグリップを感じ取れるクルマを手にできれば、上位で十分に戦えると信じています。最後を良い形で締めくくり、来季以降のレース活動に良い形でつなげたいと思います」
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