ハースF1チームのケビン・マグヌッセンは、2022年F1バーレーングランプリのフリー走行で10番手タイムを記録。VF-22のポテンシャルの高さを示した。チームメイトのミック・シューマッハも8番手タイムをマーク。昨年、シャシーを開発せず事実上の2020年マシンでテールエンダーだったことを考えれば、ハースF1チームは劇的な前進を果たす態勢を整えているようだ。
チームを追放されたニキータ・マゼピンの後任としてハースF1チームに復帰してからわずか1週間しか経っていないケビン・マグヌッセンだが、その改善に驚いていると語る。「何が起こっているの信じられないよ」とケビン・マグヌッセンは語った。「かなりクールなことだし、現実離れしているよね。自分はとても幸運だと感じている」フリー走行2回目のショートランのタイムが注目を集めたハースF1チームだが、ケビン・マグヌッセンは、実際にはロングランのフォームにより勇気づけられたと語る。「先週と同じように今回も車は一日を通して良いフィリングだった」とケビン・マグヌッセンは語る。「FP1ではレースセットアップとレースフィーリングに少し焦点を合わせていた。ラップタイムを設定しようとはしていいなかった」「FP2では、予選シミュレーションを行った。まだフルに力は出していないけど、予選のような感じで走ったし、タイムに関してはいい感じだ」「でも、本当に勇気づけられたのはロングランだと思う。車はとても安定していて、ラップタイムは本当に強かった」だが、ケビン・マグヌッセンは、現時点ではハースF1チームがライバルと比較してどの位置にいるかを把握するのは非常に困難であると認めまる。「この時点では、特にロングランのペースで見ると、人々がどこにいるのかまだわからないような気がする」とケビン・マグヌッセンは語った。「チームメイト間でも、非常に上下しているので、見てみよう。これまでのところ、フィーリングはいいし、ハッピーだ。良い車を持っていると思う。明日を楽しみにしている」ハースF1チームが最高の時代に戻ったと感じたているかと質問されたケビン・マグヌッセンは「そうであることを本当に願っているし、今のところはそんな感じがある」とコメント。「でも、基本的にシーズンが終わるまで確信できないことはこのスポーツでの経験があるのでわかっている」「でも、これまでのところ、良いスタートを切っているのは確かだ。まだ2回のプラクティスをしただけだし、残りの週末がどのように進んでいくか見てみるつもりだ。でも、良いスタートが切れたね」