小林可夢偉が、2016年のWEC(世界耐久選手権)にトヨタから参戦することが発表された。トヨタは4日(木)にレース活動計画を発表。WECのドライバーに小林可夢偉が加わることが発表された。小林可夢偉は、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイとともにTS050 HYBRIDを走らせる。
もう一台のマシンは、アンソニー・デビッドソン、セバスチャン・ブエミ、中嶋一貴がドライバーを務める。トヨタは、TMGを本拠にTOYOTA GAZOO Racingとして新型車の「TS050 HYBRID」で参戦予定。全9戦に2台でのエントリーを申請中。日本の東富士研究所で開発されたTHS-R(TOYOTA Hybrid System-Racing)は、新エンジンと容量を増したモーター/ジェネレーターを前後に搭載し、四輪回生/力行システムをさらに進化させて臨む。ルマン24時間レースはシリーズ第3戦(6月18・19日)、日本での富士6時間レースは第7戦(10月16日)として開催される。