小林可夢偉は、スーパーフォーミュラ 第4戦 ツインリンクもてぎの決勝で前半首位独走するも、ピットでのアクシンデントで遅れをとり、2位表彰台で終えた。2番グリッドからスタートした小林可夢偉(KCMG)は、スタートで首位に立ち、1周目で2位に1.3秒差をつけると、その後も1周当たりコンマ5秒速いペースで差を広げていった。
だが、34周終了でピットインした際に、右リアタイヤの交換で大きくタイムロス。ピエール・ガスリー(TEMA MUGEN)に次ぐ事実上の2位へポジションを落としてしまった。その後は、ミディアムタイヤに交換した小林可夢偉を、ソフトタイヤに換えたフェリックス・ローゼンクヴィスト(SUNOCO TEAM LEMANS)とニック・キャシディ(KONDO RACING)が攻め、三つ巴での2位争いが展開。しかし、小林可夢偉は逃げ切って2位でチェッカー。2015年第2戦岡山大会以来自己最高位タイとなる2位表彰台を獲得した。「レースは全体的には良かったが、(ピットでのアクシデントは)ショックというよりも笑ってしまった」と小林可夢偉はコメント。「そもそも10周目くらいから無線の調子が悪くなり、いつ入って良いのか毎周ピットを見ながら確認するような状況だった」「あのピットでのアクシデントの後は、感覚的にもっとポジションを落としていたと思っていたので、2位で終われて逆に良かった」「レースウィークを通してクルマは本当に調子が良かった。前戦富士も良かったし、今回も予選で2番手を獲得出来、決勝レースでも最終的に2位と言うことで、今まで見せられなかったパフォーマンスは示せたと思う。もちろんまだまだ足りない部分もあると思うので、ハングリー精神で更に成長していきたい」関連:【スーパーフォーミュラ】 第4戦 もてぎ:ピエール・ガスリーが初優勝!
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