小林可夢偉が今週末のNLS第3戦で、KCMGのメルセデスAMG GT3 Evoをドライブし、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでトップクラス初参戦を果たす。トヨタのWECドライバー兼チーム代表として活動する小林可夢偉にとって、今回の起用はGT3マシンでのノルドシュライフェ挑戦という新たな一歩になる。KCMGにとっても、来月のニュルブルクリンク24時間レースを見据えるなかで、データ収集とパッケージ熟成を進める重要な実戦機会となる。
4人で47号車をシェア小林可夢偉は、土曜日に行われる4時間の耐久レースで、47号車メルセデスAMG GT3 Evoをデビッド・ピタード、ジェシー・クローン、エドアルド・リベラティとシェアする。小林可夢偉がノルドシュライフェで初めて走ったのは2年前で、その際はKCMGが準備したトヨタ GRスープラ GT4 Evoをドライブし、グレードAライセンス取得を目指した。39歳の小林可夢偉は、長年にわたってKCMGのスーパーフォーミュラ活動の一員だったが、昨年限りでチームを離れ、KDDI TGMGP TGR-DCへ移籍した。小林可夢偉「一歩ずつ積み上げたい」小林可夢偉は今回の挑戦について、次のように語った。「NLS3は、GT3カーで歴史あるノルドシュライフェに挑む僕にとって本当に初めての機会で、KCMGと過ごすこの週をとても楽しみにしている」「やるべきことはたくさんあるけど、一歩ずつ自分を積み上げていきたいし、週末の終わりまでに多くのことを学べればと思っている。それが今後のレースへ向けた準備につながればうれしい」「またKCMGファミリーに戻る機会をくれたポール・イップに心から感謝している」KCMGはAMG GT3の熟成を継続KCMGは先月のNLS第2戦で10位に入っている。このときは、トヨタのSUPER GTドライバーである坪井翔と福住仁嶺が、デビッド・ピタード、ジェシー・クローンとともにドライバーラインアップに加わっていた。チームマネージャーのマット・ハウソンは、小林可夢偉の起用について次のように説明した。「小林可夢偉をニュルブルクリンクでのGT3デビューに迎えられるのは本当に光栄なことだ」「彼にとっては学びの週末になるが、そのスピードと経験、そしてデビッド、ジェシー、エドから知識を得られることを考えれば、非常に強力なラインアップであり、上位結果を狙える」「KCMGはメルセデスAMG GT3への適応を急速に進めている。NLS3はこのプロセスにおけるもうひとつの重要なステップであり、我々の目標はさらに多くのデータを集め、あらゆる面でNLS2を上回り、来月のニュルブルクリンク24時間レースへ向けて全体のパッケージをさらに磨き上げていくことだ」今回のNLS3は、小林可夢偉にとってGT3でのノルドシュライフェ本格参戦の出発点であると同時に、KCMGにとってもメルセデスAMG GT3での経験値を高める機会になる。来月のニュルブルクリンク24時間レースを見据えるうえでも、週末を通じてどこまで前進できるかが注目される。Source: Sportscar365
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