小林可夢偉は、将来の決定を急いではおらず、将来の進路は残りのシーズンの結果で決まると考えている。昨シーズン、トヨタでの2レースで印象的なパフォーマンスをみせた小林可夢偉は、今年ザウバーとの契約を獲得した。しかしザウバーは序盤戦は信頼性の問題などで低迷し、小林可夢偉は第7戦トルコGPでシーズン初ポイントを獲得。だが、ここ3戦ではイギリスGPでの6位を含め、2度のポイントフィニッシュを果たしている。
そして、シルバーストンでのポイントフィニッシュにより、小林可夢偉が2011年にヴィタリー・ペトロフの後任としてルノーに移籍するとの報道が過熱している。しかし、小林可夢偉はザウバーでポイントを獲得することだけに集中していると語る。「将来についてはあまり考えていません」と小林可夢偉は語る。「僕にとっては、すべてちょっと政治的なたわごとですね」「僕がここでしなければならないことは、ドライブしてポイントを獲得することだけです。現時点で他のことを考えても意味はないです」「まだ9レースあるし、多くのことが変わる可能性があります。もし結果が悪ければ、どのチームにも選ばれないかもしれません。僕の仕事はここで集中することです」
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