ザウバーのチーム代表ペーター・ザウバーが、F1ヨーロッパGPの小林可夢偉の走りを絶賛した。前日の予選ではQ1で敗退し、18番グリッドからスタートした小林可夢偉だったが、レースではセーフティカーを最大限に活用し、レースを大半を3番手で走行した。序盤のセーフティカーでソフト側のタイヤでスタートとした多くのドライバーがピットインするなか、ハード側のタイヤでスタートした小林可夢偉はコース上にステイアウト。
残り4周で新品のソフトタイヤに交換し、9番手でコースに復帰した可夢偉は、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、そして最終ラップの最終コーナーでセバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)をオーバーテイクし、7位でフィにシュした。ペーター・ザウバーは「可夢偉はとにかくすばらしい」と可夢偉の走りを絶賛。「彼が3番手を走行しているときのレースペースは驚きとしか言えない」「このタイムはどれだけクルマにポテンシャルがあるかも証明してくれた。チームとドライバーにおめでとうと言いたい!!」