小林可夢偉は、2010年シーズンのザウバーF1チームのレースドライバーとなることが正式に決定した。これは、BMWザウバーF1チームが、本日12月17日(木)日本時間16時に、スイスにて発表したもの。 1986年・兵庫県生まれの小林可夢偉は、1996年にカートレースにデビュー。多くのタイトルを獲得し、2001年にフォーミュラトヨタ・レーシングスクールでスカラシップを獲得。フォーミュラトヨタ・シリーズに参戦し、2003年はフル参戦初年度にして2勝を挙げシリーズ2位。翌2004年にはトヨタ・ドライバーズ・アカデミー(TDPの前身)と契約し、...
2006年、F3ユーロシリーズにステップアップした小林可夢偉はルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。2007年は1勝を挙げ同シリーズ4位。2008年からはF1直下のカテゴリーであるGP2シリーズとGP2アジアシリーズに参戦し、両シリーズで日本人として初めて優勝。2008年終盤から2009年前半にかけて行われたGP2アジアシリーズでは見事シリーズチャンピオンを獲得した。また、2008年からはパナソニック・トヨタ・レーシングのサードドライバーも兼任。2009年は第15戦日本GPで体調不良のレギュラードライバー、ティモ・グロックに代わり金曜日の公式練習を走行。第16戦ブラジルGP、第17戦アブダビGPには負傷したグロックに代わって参戦。デビューレースとなったブラジルGPで9位。アブダビGPでは6位フィニッシュを果たし、初ポイントを獲得した。 小林可夢偉「レースキャリアをスタートしたときからF1ドライバーになることを夢見てきたが、正ドライバーとしてフル参戦する夢がついに叶った。2009年にパナソニック・トヨタ・レーシングで戦った2つのレースが評価されたことで、F1のシートを獲得でき非常に嬉しい。ペーター・ザウバー氏のチームで、ベストを尽くして戦うつもりだ。日本人の代表として、F1に参加し続けられることを誇りに思う」 ペーター・ザウバー (BMWザウバーF1チーム チームオーナー)「可夢偉と一緒に仕事をするのを非常に楽しみにしている。今シーズン最後の2戦において、自分の才能を証明する思いがけないチャンスを得た彼は、それを確実に活かして見せた。特に最終戦アブダビGPでは、彼が単に速く、アグレッシブなドライバーというだけでなく、戦略を着実に遂行する能力もあるということを示した。私は彼が非常に大きな可能性を秘めており、我がチームに多くをもたらすことができると確信している」 山科 忠 (トヨタ自動車 専務取締役)「小林可夢偉選手が2010年シーズンもF1ドライバーになれるようにと願ってきたが、今回、彼の実力が評価され、BMWザウバーF1チームのドライバーとして、F1レースに参戦できることとなり、喜ばしい限りだ。彼なら、多くのファンを魅了する走りをすると大いに期待をしているので、是非とも好成績を上げて欲しい」
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