小林可夢偉は、ケータハムF1チームの再編が成果を挙げることを信じなければならないと語った。ケータハムは、チームの新オーナーによる人員削減と経営陣刷新を発表。チームマネージャーのグラハム・ワトソン、ヘッド・オブ・トラックオペレーションズのゲイリー・ヒューズ、副テクニカルディレクターのジョディ・エギントンを含めた40人以上のスタッフがリストラされた。
元F1ドライバーのクリスチャン・アルバースがチーム代表に就任し、8月のF1ベルギーGPにむけて大幅なアップデートの開発を進めている。ケータハムの変化はチームを正しい方向に動かしていると感じているかと質問された小林可夢偉は「そうですね。そうだと信じなければなりません。100%、いや120%で働かなければなりません」とコメント。「異なる構成になったので、どうなるか見守っていきますが、自分の仕事は変わっていません」「チームには失うものはないですし、守らなければならないものもありません」「開発については期待していませんでした。僕たちは予算と戦っていたのかもしれません。でも、今の僕たちには資金がありますし、今後にむけてアップデートもあります。僕たちが望めば、もっと多くのことができるということです」オーナーの交代により、ドライバーラインアップ変更についての憶測が広まっているが、小林可夢偉は2014年の契約は守られると考えており、自分の理解では良いパフォーマンスを続けていく必要があると述べた。「保証は必要としていません。僕は会社で働いているわけではないですし、インディペンデントですので」と小林可夢偉はコメント。「明日良い仕事ができなければ、明日首になります! でも、それがレースですし、ドライバーとしてそうあるべきだと思っているので、問題はありません。僕たちはプレッシャーを感じる必要があります」小林可夢偉は、ケータハムが資金を持ち込めるドライバーを望んだ場合、やれることはほとんどないと認める。「彼らが何を望むか次第です。僕には(チームとの噂のある)他のドライバーよりも多くの経験がありますし、とにかく自分の仕事に集中しなければなりません。資金面では何ももたらせません」「資金でドライバーに負ける分には結構です。残念ながら、それがF1です」小林可夢偉は、ケータハムが長期的に生き残るための最大の問題は、現在、マルシャがコンストラクターズ選手権で前にいることだと強調した。ケータハムが2015年に集中するために今シーズンを諦める可能性があるかと質問された小林可夢偉は「僕たちは2014年に朱うちゅうしています」とコメント。「うまくやれなければ、僕たちに2015年はないかもしれません」