小林可夢偉が、今シーズンここまでのケータハムの状況についてF1公式サイトの質問に答えた。可夢偉、シーズンのほぼ半分が終了してあなたは順位表の最下位です。F1復帰に期待していたものではないはずです。期待と現実のギャップについてはどう考えていますか?もちろん、望んでいた場所ではありませんが、それには多くの理由がありますし、ほぼ全てが僕が関与できないことです。クルマに乗るたびに最高の仕事をしたと思っていますし、それができれば満足です。
でも、僕たちにもっとパフォーマスが必要なのは明らかです。今、僕たちには新しいオーナーがいますし、彼らは今年10位で終えたいと言っています。僕たちはそれを達成するチャンスを得るためにクルマでやらなければならないことをわかっています。シーズン末に今シーズンをきちんと評価します。苦しんではいましたが、いくつかハイライトはあったと思います。その瞬間はいつでしたか?確かにそうですね。このチームに関しての素晴らしいことのひとつは、全員が持っているスピリットです。これまで働いてきたなかで最高の雰囲気のひとつですし、優れた人々がたくさんいます。今年本当に良い瞬間がいくつかありました。メルボルンの初レースでQ2に進んだり、マレーシアで10位を取り戻したり。今年もっとそのような瞬間を望んでいますし、プッシュし続ければ、もっとそれを得られない理由はありません。いくつかのメディアはあなたに“Kamui-Kaze”というニックネームをつけています。そのようなことに笑えますか?もちろん! 笑いは人生でとても重要なことです。ケータハムが他チームとのギャップを縮めるのはそれほど難しいのなぜですか? 2つのレッドブルチームは、ルノーのパワーユニットの障害を克服しているように思います。ですが、ケータハム、そしてロータスはそうではありません。それはクルマとパワートレインとの相互作用を改善させるためのレッドブルの投資によるものなのですか?何がレッドブルの改善の助けになったのかは特にわかりません。それは彼らに聞くべきです。ですが、彼らがアクセスするリソースは明らかに助けになっていると思います。レッドブルと比較すれば、僕たち、そしてロータスはずっと予算が少ないですし、人員も少ないですなので、費やせるお金があるチームが改善し、お金がないチームが苦しんでいるのは驚きではありません。新しいチームオーナーはあなたにとってどのような意味がありますか?いつものように、僕にとってはほぼビジネスですね。僕は走るためにここにいるわけですし、それが僕がやっていることです。今のあなたの儒教を知っていたら、F1復帰について悩みましたか? どこか他でのキャリアを追求しましたか?いいえ。間違いなくF1に戻ってきたと思います。それに勝てるものは何もありません!ということは、2015年にもここにいられるようにあらゆる手を尽くしていきますか? それともプランBがありますか?僕にとっては明らかです。2015年もF1にいる予定です。一瞬たりとも疑いはありません。現在、チームを順位表で10位に上げることが最重要です。現実的なチャンスはあると思いますか? シルバーストンでそのチャンスはやってくると思いますか?もちろん、チャンスはあると思っています。モナコのようなクレイジーなレースがまた起こらない理由はないですしね。またあのようなことが起これば、今回は僕たちに運が向いてくれることを願っています。シルバーストンでそうなるとは思いませんが、誰にもわからないことです。
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