2023年 F1日本GP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想2023年F1第16戦日本GP決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。ピレリは、第17戦の舞台となる鈴鹿サーキットにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)というコンパンドをノミネートしている。決勝がドライな場合、2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。
デグラデーションが高い鈴鹿サーキットでは、ハードを軸にした2ストップが主流になると予想されており、ソフトでスタートするか、ミディアムでスタートするか、残っている新品タイヤの数によって戦略にバリエーションが出てくると予想されている。新品のミディアムを3セット残したポールポジションのマックス・フェルスタッペン(レッドブル)と、新品のハードが2セット残したマクラーレン勢とメルセデス勢、新品ソフトが残っているグリッド後方勢がどのような戦略を実行するかが興味深い。、マリオ・イゾラ(ピレリ モータースポーツディレクター)「マックス・フェルスタッペン、おめでとう! 今日のパフォーマンスでキャリア2度目のシーズン最多ポールポジション記録を更新した。アブダビでは彼に特別賞を授与する予定だ! 技術的な面では、各チームとも予選に向けて入念な準備を行い、タイヤ的に最も難しいトラックのひとつであるこのコースで、1周目のタイムアタックで最高のパフォーマンスを発揮するソフトタイヤのベストな扱い方を模索していた。明日の決勝を見据えたると、気温が今日と同じになるはずなので、2ストップが最もポピュラーなオプションであることは間違いない。実際、3種類のコンパウンドがいずれも実力を発揮していることから、ストラテジストたちがどのような組み合わせを選択するかは興味深い。ハードはおそらくお気に入りのコンパウンドで、8人のドライバーは供給された2セットのC1を温存し、残りの12人は1セットを新しいセットをもっている。さらに、明らかにサーマルデグラデーションの兆候が最も顕著なソフトは、スタートで順位を上げたいドライバーにとっては第1スティントで役に立つだろうし、レース終盤では、搭載燃料が少ないため、より遅くて使い古されたコンパウンドを使用しているドライバーとのパフォーマンス差を利用することもできるだろう」
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