2019年 F1日本GPの決勝が10月13日(日)に鈴鹿サーキットで行われ、メルセデスのバルテリ・ボッタスが優勝。メルセデスがコンストラクターズタイトル6連覇を達成した。ホンダF1勢は、レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンが4位、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが8位入賞。ダニール・クビアトは11位、マックス・フェルスタッペンはオープニングラップでの接触が響き、15周目にレースをリタイアした。
ルイス・ハミルトンがファステストラップポイントを獲得し、メルセデスが、フェラーリに15ポイント差をつけてコンストラクターズタイトル6連覇を決めた。2019年 F1日本グランプリ 結果1.バルテリ・ボッタス(メルセデス)2.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)3.ルイス・ハミルトン(メルセデス)4.アレクサンダー・アルボン(レッドブル)5.カルロス・サインツ(マクラーレン)6.シャルル・ルクレール(フェラーリ)7.ダニエル・リカルド(ルノー)8.ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)9.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)10.ランス・ストロール(レーシングポイント)11.ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)12.ランド・ノリス(マクラーレン)13.キミ・ライコネン(アルファロメオ)14.ロマン・グロージャン(ハース)15.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)16.ケビン・マグヌッセン(ハース)17.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)18.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)19.ロバート・クビサ(ウィリアムズ)マックス・フェルスタッペン(レッドブル)【レース展開】アルファロメオの2台、ウィリアムズの2台、ダニエル・リカルド、ケビン・マグヌッセンがミディアムタイヤ、それ以外はソフトタイヤでスタート。バルテリ・ボッタスが好スタートを切ってトップに浮上。マックス・フェルスタッペンは2コーナーでシャルル・ルクレールと接触。ピットレーンスタートのクビサの前まで順位を落とす。ルクレールもフロントウイングの翼端版にダメージを負う。このインシデントは審議対象となる。1周目を終えた時点の順位は1.ボッタス、2.ベッテル、3.ルクレール、4.ハミルトン、5.サインツ、6.ノリス。フェラーリはシャルル・ルクレールをピットにび、ルクレールはクルマの状態は悪くないと返答しながらも4周目にピットインしてノーズごと交換。タイヤは新品のミディアムに交換する。だが、その後、左側のミラーがステーごと外れてしまう。3周目、最終コーナーでアレクサンダー・アルボンとランド・ノリスが接触。パーツが飛び散り、ノリスはピットインしてミディタムタイヤに交換する。アルボンは5番手を走行する。6番手にはピエール・ガスリーが続いている。セバスチャン・ベッテルがジェンプスタートの疑いで審議対象となるが、フェラーリは何もゲインしていないと主張し、お咎めなしとなる。9周目、シャルル・ルクレールがマックス・フェルスタッペンを抜いて16番手に浮上。手負いのマシンで反撃を開始する。トップのバルテリ・ボッタスは2番手のセバスチャン・ベッテルに6秒以上の差。15周目、マックス・フェルスタッペンがマシンをガレージに入れてリタイアする。16周目、アレクサンダー・アルボンがミディアムタイヤに交換。17周目、セバスチャン・ベッテルがソフトタイヤに交換して2ストッパーを選択。カルロス・サインツの後ろでコースに復帰するがすぐに順位を取り戻す。翌周にはトップを走行していたバルテリ・ボッタスが対応してピットイン。ミディアムに交換しつつ、同じく2ストップを選択する。19周目、ピエール・ガスリーがミディアムに交換。この頃から続々とピットイン。ハースの2台、アルファロメオの2台はハードタイヤを選択する。21周目、ルイス・ハミルトンがピットイン。ミディアムに交換して、ベッテルの後ろ、トップのボッタスから21秒後方の3番手でコースに復帰する。ハードでの1ストップを選択しなかったことに無線で不満を述べている。29周目、11番手まで順位を下げていたダニール・クビアトがミディアムタイヤに交換。30周目、ダニエル・リカルドがピットインして全車が1回目のピットストップを終える。32周目、セバスチャン・ベッテルが2度目のピットイン。ミディアムに交換して3番手でコースに復帰する。35周目、アレクサンダー・アルボンが2度目のピットイン。ソフトに交換して4番手のままコースに復帰。36周目、トップを走行していたバルテリ・ボッタスが中古のソフトに交換。ハミルトンの9秒後方でコースに復帰する。43周目、トップを走行しているルイス・ハミルトンはタイヤの状況は悪くなさそうだが、メルセデスはピットにいれる。ボッタスと公正にレースをさせた形だ。ハミルトンはベッテルの3秒後方の3番手でコースに復帰する。ルイス・ハミルトンはセバスチャン・ベッテルのDRS圏内に入るが、抜けないままファイナルラップ。10番手を走行していたセルジオ・ペレスがセクター1でクラッシュ。バルテリ・ボッタスがトップでフィニッシュ。2位にセバスチャン・ベッテル、3位にルイス・ハミルトン。