2019F1日本グランプリのサポートレースとして今週末、10月12〜13日に開催が予定されていた「FIA-F4 鈴鹿ラウンド特別戦」だが、折しも日本列島に接近しつつある台風19号による天候悪化が懸念されていた中で、残念ながら中止がアナウンスされた。シリーズ誕生以来、常にSUPER GTのサポートイベントとして開催されてきたFIA-F4選手権としては、初となるSUPER GT以外のイベントでの開催、しかもF1世界選手権日本グランプリという最高の舞台とあって、大きな注目を集めるレースウィークではあった。
しかし、猛烈な勢力を保ったまま上陸する可能性を持った台風19号の接近により、荒天が予想される中、安全面を熟慮した上での苦渋の選択となった。当該イベントの主催者である鈴鹿サーキットは、「FIA-F4を含めたイベント全体のタイムテーブルにつきましてFIA、Formula1、JAFと協議を続けておりましたが、台風によるサポートレースパドックのコンディションへの影響や、タイムスケジュール変更の可能性がある中で、Formula1タイムスケジュールを優先するため、FIA-F4につきましては全ての走行を中止することを決定いたしました」と10日(木)午前11時にFIA-F4エントラント向けにアナウンスを行なった。
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