F1日本GPの予選中にイエローフラッグを無視したとして、少なくとも5人のドライバーをペナルティを科せられる可能性が出てきた。予選Q2の終盤、トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミがスピーンの出口でマシンをクラッシュさせ、コース上に破片を飛び散らせたことでイエローフラッグが出されていた。しかし、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロなどの一部のドライバーは黄旗区間でもアクセルを緩めず、好タイムを残した。
イエローフラッグによりQ3進出のチャンスを逃したフェルナンド・アロンソは、アクセルを緩めたと証言し、自身の見解を述べた。「誰もがタイムを更新していた。僕はきちんとスピードを落としたのに、他の人たちはそうしなかった。その後の判断を待つ」とアロンソはコメントしている。呼び出されたメンバーは、アロンソとBMWザウバーの2人も含まれているという。ニック・ハイドフェルドは、イエローフラッブの横を通過する際、腕を上げる仕草をみせていた。