2016年F1日本グランプリにおいて、フェラーリのマシンを集めた特別展示企画の開催が決定した。「Ferrari Formula1 Exhibition」と題されたこの展示企画は、フェラーリ日本初上陸50周年を記念して開催され、フェラーリ・ジャパンの協力の元、1987年マシン「フェラーリF187」や、1996年マシン「フェラーリF310」、2001年マシン「フェラーリF2001B」が展示される。
またフェラーリ・オフィシャル・ディーラー『コーンズ・モータース』がフェラーリ取り扱い40周年を迎えるにあたり、特別企画といたしまして、小学生以下のお子様限定で「F14-T」と「LaFerrari」のプロカメラマンによる撮影体験企画も実施される。イベント概要■イベント名: Ferrari Formula1 Exhibition■日程: 2016年10月6日(木)〜10日(月・祝)■場所: GPスクエア 特設ブース■展示マシン F1マシン:F310(1996年)、F2001B(2001年)、F14-T(2014年)、F187(1987年)ロードカー:LaFerrari■主催:株式会社モビリティランド 鈴鹿サーキット■協力:フェラーリ・ジャパン、コーンズ・モータース株式会社Ferrari F310(1996年)Ferrari F310は、スクーデリア・フェラーリが1996年のF1世界選手権参戦用に開発したフェラーリシングルシーター。J・バーナードとG・ブルナーが設計した。1996年の開幕戦から最終戦まで実戦投入された。1996年からエンジンをフェラーリ伝統のV型12気筒からV型10気筒に変更、また、燃料も1973年以来の付き合いであったアジップからシェルに変更された。1995年ワールドチャンピオンのM・シューマッハがベネトンから移籍してきたため、1990年のA・プロスト以来のカーナンバー1をフェラーリがつけることになった。Ferrari F2001B(2001年)Ferrari F2001はスクーデリア・フェラーリが2001年初戦よりF1世界選手権に実戦投入されたフェラーリシングルシーター。F2001Bは2001年シーズン圧倒的な強さを持ったF2001を、2002年シーズン序盤も使用するため、2002年からのクラッシュテスト基準値強化レギュレーションに対応させ、軽量化を施したF2001Bとして2001年最終戦、鈴鹿サーキットでの日本GPに出走、見事M・シューマッハが優勝した。このF2001Bはその鈴鹿で勝利したマシンそのものである。カラーリングは2002年のメインスポンサーの英Vodafoneになっており、2002年の第2戦のマレーシアGPまで実戦投入された。Ferrari F14-T(2014年)エネルギー回生システムやターボの導入など、大幅なレギュレーション変更が行われ、その規定の元で開発されたパワーユニット(エンジン・ターボ・エネルギー回生システムなどの総称)を搭載した初年度のマシン。F・アロンソ、K・ライコネンのコンビでシーズンを戦った。※小学生以下のお子さま限定 搭乗体験Ferrari F187(1987年)第1回の鈴鹿F1日本グランプリで優勝したのがこのフェラーリF187。序盤は2度の表彰台を獲得するも、その後リタイヤが多いシーズンとなったが、第15戦日本グランプリ、そして最終戦オーストラリアGPで優勝。1987年シーズンはコンストラクターズランキングを4位で終えた。LaFerrari6,262ccのV型12気筒エンジンに、F1由来のエネルギー回生システム「HYKERS」を搭載したハイブリッドカーで、エンジンとモーターから生み出される出力は950馬力を超えるモンスターマシン。限定499台が生産され、日本には僅かな台数しか存在しない貴重なモデル。※小学生以下のお子さま限定 搭乗体験
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