F1イタリアGPの将来が少なくとも2024年まで確保された。F1とイタリア自動車クラブは、新たにモンツァでのF1イタリアGPの5年間の開催契約を結んだ。9月4日(水)、ミラノで開催されて90回目のイタリアGPを祝うイベントで、イタリア自動車クラブとF1との新たな5年契約を発表された。今年はスクーデリア・フェラーリの設立90周年を迎える記念の年でもある。
F1イタリアGPは、F1世界選手権が設立された1950年からF1カレンダーにあり、1980年のイモラでのレースを除き、毎年モンツァで開催されている。“La Pista Magica(ラ・ピスタ・マジカ/魔法のトラック)”として知られるモンツァ・サーキットは、F1世界選手権を68回開催し、12回にわたってドライバーズタイトルが決定されている。最後にタイトルを決めたのは、ジョディ・シェクターがタイトルを獲得した1979年となる。南アフリカ出身のシェイクターは今週末モンツァに戻り、40年前にレースとタイトルを獲得したフェラーリ312 T4をドライブする“Temple of Speed”と称されるモンツァでは、昨年、キミ・ライコネンは平均263.587 km / hで最速ラップを記録している。モンツァは、古典的なF11イベントの1つを開催するサーキットの本拠地であるだけでなく、トップクラスの観光と芸術的なアトラクションを提供する都市でもある。さらに、イタリアで最も活気がありダイナミックな都市ミラノからわずかな距離にある。チェイス・キャリー (F1会長兼CEO)「イタリアGPが少なくとも2024年までFIA F1世界選手権のカレンダーに残ることを保証するACIとの合意に至ったことを本当に嬉しく思う。1950年のチャンピオンシップの一部であった4つのグランプリの1つであり、イギリスGPと共に、それ以来カレンダーに掲載され、毎年開催されている唯一のグランプリだ。歴史、スピード、情熱は、モータースポーツファンがモンツァと結びつける言葉だ。このグランプリで得られる感覚は、サーキットの独特の表彰台と同様、本当にユニークだ。ACI、特にその社長であるアンジェロ・スティッキ・ダミアーニの努力に感謝したいと思う。この5年間の契約は、将来のF1のジグソーパズルの別のパーツが現在揃ったことを意味する。チャンピオンシップは、モンツァなどの多くの歴史的な会場と、すでに広大なスポーツのファンベースが成長できる新しい国々を特徴としている。今週末、FORMULA 1 GRAN PREMIO HEINEKEN D’ITALIA 2020 に向けて準備を進めており、今後も素晴らしいレースとなることを楽しみにしている」