イタリア自動車クラブ(ACI)は、F1グループと基本契約に合意したことを発表。モンツァは、少なくとも2024年までF1イタリアGPの開催地としてカレンダーに残る可能性が高まった、モンツァの現在の契約は今シーズン末で期限を迎え、交渉は進められているが、モンツァ側は高額な開催料金の値下げなしで取引にコミットすることに消極的な姿勢をみせていた。
しかし、ACIによると双方が満足のいくかたちで交渉は山場を迎えているという。4月30日(火)にACIは声明を発表。「ACIとフォーミュラ1は、2020年から2014年までの今後5年間のモンツァでのイタリアGPのための提携契約の経済的な側面について基本合意に達した」ACIは火曜日に発表された声明の中で、「ACIとフォーミュラ1は、今後5年間のモンツァでのイタリアGPのコラボレーション契約の経済的側面について、2020年から2024年の間、一般的な合意に達した」と述べた。「イタリア自動車クラブの総会は、短期間で契約に署名し、提携を完全に機能させられるようパートナーシップの技術面と商業面においてF1との交渉を継続することをアンジェロ・スティッチ・ダミアーニ会長に一任する」1950年にF1世界選手権が開催されて以来、モンツァはイタリアGPの歴史的な開催地あった。リバティ・メディアは、アジアでのF1カレンダーの拡大を支持しているが、同時にヨーロッパ大陸での数多くの“コア”となる歴史的レースを維持したいと考えている。モンツァに加えて、リバティ・メディアはシルバーストンとの間でまもなく新しい契約を締結することが期待されており、F1の最も古い2つのイベントの将来が確保されることになりそうだ。
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