アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は、イタリアGP決勝で見事10位に入り、ピットレーンスタートからポイントを獲得する快走を披露した。ハジャーはパワーユニット交換によりピットレーンからスタート。序盤は最後尾を走行する展開となったが、安定したペースを維持しながら中団勢の後方に食らいついた。
レース中盤には堅実な1ストップ戦略でポジションを上げ、終盤に入るとポイント圏内を視界に捉えた。終盤、前方のオコンがピットインとペナルティで後退したこともあり、ハジャーはついに10位に浮上。チェッカーを受けると同時に、チームからも祝福の無線が飛んだ。レース後のハジャーは「すべてを変えた一日。最後尾からのポイント獲得は大きな自信になる」と振り返った。素晴らしいレースでしたが、振り返ってどう感じていますか?ハジャー:とても嬉しい。今日できるベストを尽くしたから、誇らしい気持ちで家に帰れるし、週末を通してクルマが生き生きしていたのを実感できた。昨日はかなり悔しい思いもあったようですが、今日のレース中の手応えは?ハジャー:正直、金曜のクルマはまあまあだったけど、土曜は本当に速さを見せられた。予選Q1はひどい結果でポテンシャルを示せなかったけど、グリッド最後尾からでも速く走れると分かっていた。そしてそれが実際に報われた。戦略もうまくいって、楽しめた。ルーキーにとってモンツァでのポイント獲得は大きな成果となった。レーシングブルズにとっても、難しい週末における明るい材料となり、次戦アゼルバイジャンに向けて弾みをつける結果となった。
全文を読む