ルーキーのアイザック・ハジャーは、予選でのトラブルから立ち直り、「完璧なレース」を展開したことで、F1日本GPで2025年シーズン初のトップ10フィニッシュを達成した。レーシングブルズのアイザック・ハジャーは、シートベルトの問題により、予選では若干の不快感を覚えたが、予選を乗り越え、自己最高スタートポジションと同等の7番グリッドを獲得した。
序盤でフェラーリのルイス・ハミルトンに1つ順位を落としたものの、ハジャーは鈴鹿サーキットでの力強いパフォーマンスに活気づけられ、レーシングブルズに4ポイントをもたらし、ランキング13位に躍進した。チームはこれまでのレースでは戦略の実行に苦戦しており、中国では集団と逆行して2回のピットストップを選択した。しかし、今週末のハジャーにはそのような問題はなかった。「正直言って完璧なレースだった」とレース後にハジャーは語った。「今年初めて本当にうれしい」「昨日まではまだ何かが足りないというフィーリングがあったが、今日はまったく何もなかったので、本当にドライブに満足している」レーシングブルズはハジャーの8位フィニッシュを祝った。また、53周のグランプリレース中にシートベルトの問題が幸いにも再発しなかったことを確認し、完全に集中して走りきり、ウィリアムズのアレックス・アルボンを3秒以上引き離して8位でフィニッシュした。ハジャーは、角田裕毅とシートを交換してレーシングブルズに戻ってきた新チームメイトのリアム・ローソンも上回る結果となった。ニュージーランド人のローソンは、2023年と2024年に11レースを走り、日曜日のレースを17位で終えた。この結果により、20歳のドライバーは、今シーズン最初の3連戦の次のステージに楽観的なフィーリングを抱いている。ドライバーたちは、鈴鹿のトラックとは大きく異なるバーレーンに意識を切り替えている。「最初の3レースで、あらゆるコンディションやコーナー、あらゆるタイプのトラックで我々のマシンが優れていることが示されたと思う。バーレーンでは、テストは最高の状態ではなかったが、それでも自信があるので、上位をキープできると思う」とハジャーは語った。
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