インディカー 第7戦 デトロイトの決勝が6月1日(土)に行われ、ジョセフ・ニューガーデンが優勝。佐藤琢磨は3位表彰台を獲得した。近年のインディカー・シリーズは、インディ500を終えた翌週にアメリカ自動車業界の首都デトロイトの近郊、デトロイトリバーに浮かぶベル・アイルに特設される公園内の道路を使った全長2.34マイルのストリートコースで第7戦・第8戦が土曜・日曜にダブルヘッダーで開催されるのが恒例となっている。
決勝前の降雨によりスタートはディレイ。レースは75分のタイムレースに変更された。フォーメーションラップ中のレーススタート直後のインシデントによって波乱を予感をさせるレースとなった。優勝はジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。路面がウエットからドライへと変化していくなか、ニューガーデンがドライタイヤに交換するためにピットに入ったタイミングでちょうど他社の接触によってイエローコーションに。翌周にほぼ全車がピットインしたことで首位になったニューガーデンはその後危なげないレースでチェッカー。開幕戦以来となる今季2勝目、キャリア通算12勝目を挙げた。2位はアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポーツ)。終始ニューガーデンにプレッシャーをかけたがオーバーテイクには至らず、先週のインディ500に続いて2位でレースをフィニッシュした。3位は佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)。序盤からオーバーテイクを成功させて順位を上げた佐藤琢磨は、ドライタイヤに交換して以降も“スーパーアグレッシブ”なオーバーテイクを連発。こちらも先週末のインディ500に続いて3位でフィニッシュ。今季3回目のトップ10フィニッシュを果たし、チャンピオンシップ4位に浮上した。2019年 インディカー 第7戦 デトロイト 決勝 結果PosNoDriverTeam 12ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC227アレクサンダー・ロッシAndretti AutosportH330佐藤琢磨Rahal Letterman Lanigan RacingH410フェリックス・ローゼンクヴィストChip Ganassi RacingH528ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH622シモン・パジェノーTeam PenskeC715グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH826ザック・ビーチAndretti AutosportH95ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH1021スペンサー・ピゴットEd Carpenter RacingC1118セバスチャン・ブルデーDale Coyne RacingH1288コルトン・ハータHarding RacingC137マーカス・エリクソンSchmidt Peterson MotorsportsH1431パトリシオ・オワードCarlinC1514トニー・カナーンAJ Foyt Racing C1698マルコ・アンドレッティ Andretti HertaH1759マックス・チルトンCarlinC1812ウィル・パワーTeam PenskeC1919サンティノ・フェルッチDale Coyne RacingH2020エド・ジョーンズEd Carpenter RacingC214マテウス・レイストAJ Foyt Racing C229スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH
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