インディカー・シリーズ 第14戦 ポコノのフリー走行回目が19日(土)に行われ、ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)が最速タイムを記録。佐藤琢磨は6番手だった。オーバルコースといえば楕円、もしくは長円のレイアウトが一般的だが、ペンシルベニアの緑深い山間に作られたポコノ・レースウェイは三角形をしている。
それだけでなく、3つのコーナーはどれも異なる半径で、コーナーにつけられたバンクも1つずつ違っている。3本のストレートも長さが1本ごとに違う、極めてユニークなオーバルコースとなっている。このように3つのコーナーの性格が明確に異なる上、全長が2.5マイルと長いことからスピードも非常に高いものが維持されるため、マシンのセッティングもドライビングも難しく、ポコノ・レースウェイには“トリッキー・トライアングル”というニックネームがつけられている。90分のプラクティス。終了間際にエド・カーペンター(エド・カーペンター・レーシング)がターン3でクラッシュ。セッション時間が7分追加されたが、再開後すぐにエド・ジョーンズ(デイル・コイン・レーシング)がターン1でスピンするという荒れた展開。残り5分でセションは再開され、そこで多くのドライバーがチアムを更新した。トップタイムを記録したのはライハン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)。2番手にはシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)、3番手にはトニー・カナーン(チップ・ガナッシ)が続いた。佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)が6番手タイムでセッションを終えた。2017 インディカー 第14戦 ポコノ フリー走行 結果 NoDriverTeam TimeSpeed 128ライアン・ハンターレイAndretti AutosportH41.0456219.26821シモン・パジェノーTeam PenskeC41.0563219.221310トニー・カナーンChip Ganassi RacingH41.0658219.160427マルコ・アンドレッティAndretti AutosportH41.1267218.83659スコット・ディクソンChip Ganassi RacingH41.2005218.444626佐藤琢磨Andretti AutosportH41.2118218.384798アレキサンダー・ロッシAndretti AutosportH41.2265218.306815グラハム・レイホールRahal Letterman Lanigan RacingH41.3342217.73793エリオ・カストロネベスTeam PenskeC41.3517217.6451088ガビー・シャヴェス Harding RacingC41.4209217.2821121J.R.ヒルデブランドEd Carpenter RacingC41.4262217.254128マックス・チルトンChip Ganassi RacingH41.4483217.1381383チャーリー・キンボールChip Ganassi RacingH41.4659217.0461414カルロス・ムニョスAJ Foyt Racing C41.4952216.8871520エド・カーペンターEd Carpenter RacingC41.5101216.815165ジェームス・ヒンチクリフSchmidt Peterson MotorsportsH41.5255216.7341718エステバン・グティエレスDale Coyne RacingH41.5301216.7101812ウィル・パワーTeam PenskeC41.5893216.402197セバスチャン・サーべドラSchmidt Peterson MotorsportsH41.7051215.801202ジョセフ・ニューガーデンTeam PenskeC41.9038214.778214コナー・デイリーAJ Foyt Racing C41.9099214.7462219エド・ジョーンズDale Coyne RacingH42.2675212.930