テキサス州フォートワース郊外にある全長1.455マイルのオーバルコース、テキサス・モーター・スピードウェイで現地時間6月11日(土)に開催される予定だったインディカー・シリーズ 第9戦 テキサス 決勝は、雨で路面が湿り、レースを安全に行なうために必要なだけ乾燥させることができなかったため、翌日6月12日(日)13時15分スタートに延期された。
6月10日(金)に行なわれた、1人ずつ2周連続のアタックを行なう方式で争われた予選では、ホンダのエンジンを搭載し、ホンダのエアロキットを装着したマシンで走行したカルロス・ムニョス(Andretti Autosport)がポールポジションを獲得。先月に行なわれた第100回インディ500に続き、2戦連続でホンダユーザーがスーパースピードウェイでのポールポジションを手に入れた。6月11日(土)の朝、テキサス州フォートワース界隈は快晴に恵まれましたが、正午過ぎから雨が降り、14時過ぎから短時間ですが非常に強い雨が降った。雨量の多さから、雨が上がってからもコースのあちこちから水が染み出し、ジェットドライヤーをフル稼働しての乾燥作業が続けられた。19時50分にグリーンフラッグが振り下ろされる予定が、まず20時45分スタートへと遅れ、そのあとも懸命の乾燥作業が続けられたが、水がジワジワと路面から染み出し続け、インディカーシリーズのオフィシャルたちは、6月12日(日)へのレース延期を決定し、アナウンスした。6月12日(日)の決勝レースは13時15分(現地時間)からのスタートが予定されている。決勝は土曜のナイトレースから、日曜のデイタイムレースに変わり、カルロス・ムニョスを先頭に、スタートが切られる。