マツダブランドの継続的な進化の一部として、マツダUSAは2018年のレースシーズンの終了時点でUSF2000、プロマツダおよびインディライツチャンピオンシップを含むマツダ・ロードトゥインディ・プログラムを段階的に縮小すると発表した。 「この発表をすることはとても惜しいのですが、我々のモータースポーツプログラム資源を新しい方向に集中させる時が来たのです」とマツダUSAのモータースポーツ担当ダイレクターであるジョン・ドゥーナンは語る。
「と言っても、マツダUSAは草の根のクラブレース支援から、GLOBAL MX-5 CUP、マツダ・ロードトゥ24プログラム、マツダ・チームヨーストなどのモータースポーツプログラムはこれまで同様に真剣に続けていきます。最後のマツダ・ロードトゥインディドライバー達が2019年シーズンを戦う姿が楽しみです。今シーズン末のシュートアウトで勝者を表彰することを楽しみにしています」 2010年に正式に発足したマツダ・ロードトゥインディプログラムは、USF2000からインディカシリーズとインディ500レースまで、これまでに250人以上の若いドライバー達にキャリアの道を開いてきた。そのうち7人のドライバーがインディライツチャンピオンシップタイトルを獲得し、そしてインディアナポリス500デビューのための奨学金を提供してきた。マツダ・ロードトゥインディプログラムは、この3カテゴリーで計20人のチャンピオンを生み出している。マツダUSAがオープンホイールレースに投資した1200万ドル以上のサポートによって、彼らはドライバーキャリアを磨いている。このように、マツダ・ロードトゥインディは成功を収めたプログラムだったが、マツダブランドは進化し続けており、そのためにマツダUSAは、他のモータースポーツ活動計画に資源を集中させる決定に至った。 「マツダ・ロードトゥインディは、マツダの長いモータースポーツ活動の歴史の最先端プログラムです」とドゥーナンは述べる。「私たちは、明確なビジョンを持っていました。そのビジョンを共有する非常に特別なパートナーと手を携え、世界で唯一のオープンホイールレース奨学金プログラムを実行しました。マツダ・ロードトゥインディの設立と若いドライバーの育成は、マツダUSAにとって、そしてマツダ・ロードトゥインディでキャリアを磨いた若いドライバー達、チームやエンジニア、スタッフ、その他の人々にとって大きな福音をもたらしてきたのです。マツダ・ロードトゥインディのすべてのパートナーに心から感謝しています」。 マツダUSAのインディへの関与は今シーズン末に終わりますが、2018年のUSF2000、プロマツダとインディライツのチャンピオンは2019シーズンにマツダ育成奨学金を受けることができる。そして$200,000賞金を提供するマツダ・ロードトゥインディ・グローバルシュートアウトは、今年12月に開催される。
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