スコット・ディクソンとフェリックス・ローゼンクヴィストが、2027年シーズンからアロー・マクラーレンに加入することが決定した。両者は複数年契約を締結し、パト・オワードとともに3台体制のフル参戦ラインアップを構成する。また、2014年のインディ500ウイナーであるライアン・ハンター-レイも、第111回インディアナポリス500では4台目のマシンをドライブすることが発表された。
アロー・マクラーレンは、3人のインディ500優勝経験者とシリーズ屈指のオーバル巧者を揃え、1976年以来となるインディ500制覇を目指す。チャンピオンとインディ500王者を獲得アロー・マクラーレンは、インディカー史上屈指の実績を誇るスコット・ディクソンと、現インディ500王者のフェリックス・ローゼンクヴィストを迎え、2027年へ向けて大幅な戦力強化を実現した。マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザク・ブラウンは、今回のラインアップに大きな期待を寄せた。「インディカー・チームは素晴らしい勢いを見せている。このラインアップはプログラムのあらゆる面を強化してくれるだろう」「チャンピオンシップ獲得とインディアナポリス500優勝、そしてパパイヤ時代のトリプルクラウン達成を目標にしている。この4人は豊富な経験と優れたチームワークを持ち、チーム全体に良い影響をもたらしてくれるはずだ」ディクソン「キャリアの新たな一歩」45歳のディクソンは、2003年、2008年、2013年、2015年、2018年、2020年の6度にわたりインディカー王座を獲得。シリーズ通算59勝は歴代2位で、2008年にはインディ500も制している。所属するチップ・ガナッシ・レーシングは先週、ディクソンが2027年はチームに残留しない意向を伝えたと発表していた。ディクソンは今回の移籍について次のように語った。「これは僕のキャリアにおける新たな一歩で、とてもワクワクしている」「自分自身や家族にとっても大きな決断だった。ザクやトニーが築いているチームに貢献できることを楽しみにしている」「ニュージーランド出身の僕にとって、ブルース・マクラーレンの遺産の一部になれることは特別だ。彼の精神や挑戦する姿勢はいまもチームに根付いており、その伝統を受け継げることを誇りに思う」ローゼンクヴィストも古巣復帰ローゼンクヴィストは先月、今季限りでメイヤー・シャンク・レーシングを離れることを発表していた。スウェーデン出身の34歳は、この3年間でチームのエースとして活躍し、今季のインディ500ではデビッド・マルーカスとの歴史的な僅差の争いを制して優勝を飾った。2021年から2023年まで所属したアロー・マクラーレンへ復帰する形となり、2023年には同チームでインディ500のポールポジションも獲得している。ローゼンクヴィストは復帰を歓迎した。「知っている顔ぶれがたくさんいるし、スコットが加わり、ライアンもインディ500で戻ってくる。本当に素晴らしいラインアップだ」「全員の経験がチームにとって大きな力になると思う」アロー・マクラーレンは、インディカー屈指の実績を持つディクソンと現インディ500王者のローゼンクヴィストを迎え、2027年に向けた戦力を大幅に強化した。オワード、ハンター-レイを含む強力な布陣で、シリーズタイトルと50年ぶりのインディ500制覇に挑む。