F1撤退を発表してから24時間後、ホンダは“この10年代末まで”はインディカーを継続することを確認した。インディカーは、エンジンパートナーであるホンダとシボレーの両方と新たに複数年契約を延長したことを発表。2030年までシリーズに安定性と革新性を提供していくと述べた。
「2つの素晴らしいパートナーとの長期にわたる複数年の延長を発表できることは素晴らしいことだ」とインディカーCEOを務めるジェイ・フライは述べた「マシンの革新、新しい2.4リッターエンジン、ハイブリッドテクノロジーにより、インディカーはエキサイティングな時期を迎えている」新型コロナウイルスの世界的な大流行により、ハイブリッド技術を搭載した2.4リッター ツインターボV型6気筒エンジンの導入は2023年に延期される。ホンダとシボレーと協力して、新しいエンジンはインディカーに追加の100馬力を与え、最終的に900馬力以上を生み出す。ホンダ・パフォーマンス・デベロップメントの社長であるテッド・クラウスは「ホンダはインディカーの将来のこのステップを歓迎している」と述べた。「業界の課題に対応し、カスタマーを喜ばせる高性能の電動製品を開発および製造するというホンダの取り組みを反映した行動だ」「ホンダは、人材の育成、技術の革新、ファンのエンゲージのためにレースをしている。インディカーでの27年間のリーダーシップを誇りに思っており、 900馬力以上を生み出す次世代のホンダの2.4リッターハイブリッドパワーユニットを提供することを楽しみにしている」また、新しく設計されたパワートレインシステムは、従来の手動のハンドヘルドスターターから提供し、ドライバーがトラックでストールした場合にマシンをすばやく再始動できるようになるこれにより、コース上で野ざらしにされる時間を短縮し、警告フラグの数を減らす可能性があり、ファンエクスペリエンスを向上させ、レースの流れと時間を改善することが期待されている。「速く、大音量で、ラウンドだ。革新の歴史とともに、それが我々のレースのルーツであり、スポーツの遺産であり続けていく。この発表は、安定した明るい未来を祝うと同時に、そのことを念頭に置いている」シリーズのコミットメントと全体的な安定性により、インディカーは将来、追加の自動車メーカーがエンジンパートナーに加わることを期待しており、フェラーリの参入も噂されている。
全文を読む