AJフォイトが、2017年のインディカーを戦うドライバーラインアップを発表。ドライバーは一新され、コナー・デイリーとカルロス・ムニョスがドライバーを務めることとなった。2016年は佐藤琢磨とジャック・ホークスワースを起用したAJフォイトは、2017年にホンダからシボレーへエンジンを変更するため、ドライバーラインアップも一新されると考えられていた。
佐藤琢磨は、先にAJフォイトを離れることを明らかにしており、送別会が開かれている。2017年は、カルロス・ムニョスが14号車、コナー・デイリーは4号車に乗る。2台ともに引き続きABCサプライがスポンサードする。AJ・フォイトは「両ドライバーとも非常に若く、彼らの未来を期待している。その未来の一部になることを楽しみにしている」とコメント。コナー・デイリーがドライブする4号車は、新たにインディアナポリスに設立されたショップを拠点とし、14号車は引き続きテキサス州ウォーラーのショップが拠点となる。コナー・デイリーは「2017年シーズンにAJフォイト・レーシングで戦うことに興奮している。アメリカ人として赤・白・青のABCサプライのマシンをドライブすることは特別なことだ。インディカーキャリアを築き上げていくうえで絶好の機会になると思う」とコメント。アンドレッティ・オートスポートから移籍となるカルロス・ムニョスは「僕のプロキャリアの新たな章に本当に興奮している。大きな歴史があり、ラリーやAJと一緒に働いて14号車をドライブすることを楽しみにしている。目標のひとつはインディ500制覇だ。彼らが勝つことを望んでいることをわかっているし、一緒にそれを実現したい。2017年は新しい人材が加入してAJフォイト・レーシングは新しいパッケージになる。常に競争力を維持するため熱心に取り組んでいる。開幕が待ち切れない」と述べた。2013年から4年間AJフォイトでインディカーを戦った佐藤琢磨は、アンドレッティ・オートスポートと契約を進めていると報道されているが、まだ発表はなされていない。