インディカー 第15戦 ポコノの決勝レースでクラッシュに巻き込まれて意識不明に陥っているジャスティン・ウィルソンに、F1界からも回復を願うメッセージが送られている。ジャスティン・ウィルソンは、クラッシュしたセイジ・カラムのマシンのボディーワークの大きな破片がヘルメットに直撃。ペンシルバニア州の病院ににヘリコプターで搬送されたが、頭部に重傷を負って予断を許さない容体にある。
ジャスティン・ウィルソンは、かつてミナルディとジャガーのドライバーとしてF1を戦っている。6週間前にジュール・ビアンキを亡くしたF1界において、頭部重傷がデリケートな話題となっているさなかに発生したジャスティン・ウィルソンの事故。ジュール・ビアンキは、2014年のF1日本GPで回収車両に衝突し、頭部に重傷を負って意識の戻らぬまま帰らぬ人となった。また、7度のワールドチャンピオンであるミハエル・シューマッハは、2013年12月末のスキー事故で頭部に重傷を負い、長いリハビリ生活を続けている。 2009年のF1ハンガリーGPで他車から脱落したスプリングが頭部を直撃して、命の危険を伴うケガを負った経験のあるウィリアムズのフェリペ・マッサは「僕たち全員がジャスティン・ウィルソンと彼の家族のことを思っている。早く、そして完全に回復することを願っている。強くあれ、ジャスティン」とTwitterでメッセージを送った。 そして、F1界から次々とジャスティン・ウィルソンへの応援メッセージが投稿されている。 フェリペ・マッサ「僕たち全員がジャスティン・ウィルソンと彼の家族のことを思っている。早く、そして完全に回復することを願っている。頑張れ、ジャスティン」ダニエル・リカルド「モータースポーツ界は最近いろいろとあるけれど、世界中が強く団結する。親愛なるジャスティン、頑張れ」 ジェンソン・バトン「頑張れ、ジャスティン。僕たちみんなが君を応援している・・・。辛い時間を過ごすジャスティンの家族のことを思っている。#PrayersForJustin」 マーク・ウェバー「戦い続けろ、ジャスティン。君と君の家族のことを思っている」 ケビン・マグヌッセン「ジャスティン・ウィルソンの無事を心から願おう。#PrayForJustin」 エステバン・グティエレス「ジャスティン・ウィルソンが早く元気になるよう心から願う。レーシング界にとっては厳しい一年だ。早く回復しますように」 ポール・ディ・レスタ「戦い続けろ、ジャスティン。僕の思いは君と君の家族と共にある」 マックス・チルトン「ジャスティン、どうかどうか乗り越えて」 さらにジュール・ビアンキが所属していたマノー・マルシャをはじめ、F1チームやエンジンサプライヤーも応援メッセージを送った。 マノー・マルシャ「今はジャスティン・ウィルソンと彼のご家族のことを思う。モータースポーツ界の愛すべき者へ」 マクラーレン「マクラーレン・ホンダの全員が、ポコノでクラッシュに見舞われた元F1ドライバーでインディカーの偉大なエース、ジャスティン・ウィルソンの無事を願っている」 フォース・インディア「今、我々の思いはジャスティン・ウィルソンと彼のご家族と共にある。素早く完全な回復を願っている! #PrayersForJustin」ホンダ・レーシング F1「ホンダ・レーシングはモータースポーツ界の愛される家族の一員、ジャスティン・ウィルソンのことを思っている #PrayersForJustin」
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