BMWは、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権を戦うマシン『M8 GTE』を正式発表した。今週末のデイトナ24時間レースを控え、BMWはヒルトン・オーシャンフロント・ホテルで発表イベントを開催。白の車体に伝統的なブルーとレッドのストライプが入ったカラーリングをお披露目した。
今年、BMWは2台のM8 GTEでGTLMカテゴリーにエントリー。長年のパートナーであるレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングがチームを運営し、フォード、コルベット、ポルシェ、フェラーリといったライバルと戦う。24号車はジェシー・クローンとシムズ、ジョン・エドワーズ、25号車はアレクサンダー・、コナー・デ・フィリッピが走らせる。デイトナ24時間や他の耐久レースでは、24号車にニック・キャッツバーグとアウグスト・ファルフス、25号車にはビル・オーバーレンとフィリップ・イングが加わる。また、今週末のデイトナ24時間レースでは、FIA 世界耐久選手権の参戦を運営するMTEKのクルーメンバーも参加することになっている。BMWモータースポーツのイェンス・マルカルトは「これは我々が初めてストリートカーの生産に関わった本当に特別なクルマだ」とコメント。「今週末のレースは、今年後半のストリートカーの発表に先駆けてのレースとなる。我々は生産者チームと緊密にコンタクトをとってきた。常に小さな変更や調整があり、動きのあるターゲットだった。しかし、ストリートカーは原動力であり、初めてのプロトタイプレースカーを製造するために我々の同僚から優れたサポートを得ることができた。両方のクルマは協力して開発されてきたし、取締役化は最初にレースカーを発表できると我々を信頼してくれた。我々はそれを本当に誇りに思っている」