2021年 F1世界選手権 第11戦 F1ハンガリーGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。優勝:エステバン・オコン(アルピーヌ)「F1グランプリウィナーだ。信じられないことだし、まだ実感がわかない。なんて瞬間だ。アレズ・レ・ブレウス!(フランス万歳) 最初から最後までクレイジーなレースだった」決断を下さなければならないことがたくさんあったし、チームはそれを本当にうまくやってくれた」
「クルーは最高のピットストップをしてくれたし、そのおかげでセバスチャン(ベッテル)の前にとどまることができた。先頭で可能な限りベストなペースを管理することができて満足しているし、今日はすべてがうまくいった。フェルナンドの戦いもすごかった。彼の驚異的なチームワークが最後に勝利に大きな役割を果たした。この瞬間を彼と共有できて最高の気分だ。チームの働きとサポートにはいくら感謝してもしきれないし、今日はすべてが報われた。エンストンとヴィリーのみんなに感謝している。この勝利はみんなのものだ!」2位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)「2位は素晴らしい結果だし、僕たちは自分たちのパフォーマンスに誇りに思うことができる。でも、勝利にあそこまで近づいているときは常にもっと多くを望むものだ。スタートでは、目の前の接触が見えたので、インサイドラインを選んだ。そして、自分が先頭集団にいることがわかった。そこからは70周ずっとリードを奪おうと頑張ったけど、ここはオーバーテイクがかなり難しい。レースの大部分で僕たちの方が速かったけど、オーバーテイクを完了させるために十分な違いを生むことはできなかった。エステバンのミスを誘おうとプレッシャーをかけたけど、彼はまったくミスをしなかった。エステバンを祝福したい。今日は彼の日だったし、彼のためにとてもうれしく思う。彼は勝利にふさわしかった。自分が全力を尽くしたのは分かっているので今夜はぐっすり眠れるだろう。僕たちはミッドフィールドでアルピーヌ、そして、アルファタウリと良い戦いができているし、夏休みにしっかり休んで、ベルギーで戦う準備をしていく」3位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「まずはアルピーヌ チームとエステバンにおめでとうと言いたい。彼はずっと輝かしいスターだったし、長くかかったので、彼のために本当にうれしく思う。アストンマーティンがこれまでのベストリザルトを達成したのを見るのも素晴らしいことだ。彼らはもっと多くのポテンシャルがあることは分かっている。今週末の観客は素晴らしかったし、サポートに感謝している。今日は間違いなくタフだった。スタートでグリッドに僕たち1台だけだったことを考えればクレイジーだ。でも、予測不能なレースではこのようなことは起こり得るし、僕たちは学ぶ必要のあるレッスンはどんなものであっても学んでいく。今日はすべてを出し切ったし、最後は何も残っていなかった。僕たちはどのようなパフォーマンスを発揮できるかわからずに週末を迎えたし、今日の環境を考えれば、3位はありがたく頂くよ!」4位:カルロス・サインツ(フェラーリ)「なんてクレイジーなレースだ。15番手からスタートした後、実際に表彰台を獲得する良いチャンスがあった。ピットレーンのトラフィックのために最初のピットストップでウィリアムズとアルファタウリにポジションを失ったことが大きく響いた。その時点では勝利も狙えたけど、それで完全にチャンスを失ってしまった。スリックタイヤでの最初のスティントではクリーンエアでのペースがとても強力だったし、ラティフィと角田をオーバーカットした。残念ながら最後の数周はハミルトンを防御するためにできることはあまりなかった。僕はかなり使い古したハードタイヤを履いていたし、燃料にも気をつけなければならなかった。メインストレートの終わりでマクラーレンの後ろになってしまい、その表彰台のポジションを守るのは不可能だった。今日のシャルルは自分のせいではないのにリタイアを強いられてしまい残念だった。2台のマシンでもっとポイントを獲得できたと確信している。全体として、フェラーリでの僕の初シーズン前半はポジティブだった。まだあらゆるタイプのコーナーとコンディションでクルマの理解し続ける必要があるけど、正しい道を進んでいるのは間違いない。プッシュを続けて、夏休みの後は再充電して戻ってくる」5位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)「とても長いレースだったし、とてもタフだった。ずっと戦っていた。スタートが鍵だった。少し運が悪かったし、ポジションを失ってしまった。でも、僕よりもさらに運が悪い人もいたしね。それで僕たちのレースは少し妥協を強いられたけど、トップ5は僕にとって今年のベストリザルトだし、チームにとってレースでの勝利はこれまでのベストリザルトだ。僕たちはこのトラックでかなりの歴史を築いているね! 僕の初勝利は2003年にルノーとここで成し遂げたし、今、エステバンは2021年にアルピーヌとして勝った。彼とスタッフのために本当にうれしく思う。僕たちは運に恵まれなかったこともあったけど、今日は幸運な日だったし、僕たちはこのような機会を最大限に生かさなければならない。運が良ければ、僕たちは完璧に近いレースをすることができる。浮き沈みはあったけど、僕たちはこれから未来を楽しみにすることができるし、過去の成功を繰り返すことができる。この後押しは僕たちのモチベーションを高めてくれるし、笑顔で夏休みに入ることができる」6位:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)「正直に言って、今日のレースをどう考えればいいのかよく分からない。5番手からスタートし、そこが今日の望みうるベストの順位だと思うけど、1コーナーでのインシデントに引っかかり、大きく順位を落としてからの6位入賞だ。様々な波乱のあったレースで、このポジションでフィニッシュできたのはいいことだけど、もっと上位に行けたことも事実だと思う。予選ではトップチームに次ぐ“ベスト・オブ・ザ・レスト”の位置につけて、マシンには満足していたので、今週末は多くのポジティブな点があったけど、チャンピオンシップを考えると、(中団のライバルに比べて)多くのポイントを失ってしまったことは残念だ。ただ、今日の状況から考えると、できうる限りの結果は残せたと思う。エステバン(オコン/アルピーヌ)には心から祝福を送る。彼らは戦略面で正しい判断をしたことで素晴らしい勝利を挙げた」7位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)「1周目...
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