ピレリは、2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。ピレリは、ハンガロリンクにC2(ハード/ホワイト)、C3(ミディアム/イエロー)、C4(ソフト/レッド)というコンパウンドを選択。決勝ではハードもしくミディアムのいずれか1セットを使用されなければならない。
ピレリによると、F1ハンガリーGPで最速の戦略はミディアム-ソフトと繋ぐ1ストップ戦略。この場合、35~40周目がピットストップのウインドウとなる。2番目に最速の戦略はソフト-ソフト-ハードと繋ぐ2ストップ戦略。この場合は21~25周目がソフトのウインドウとなる。予選ではフロントローのメルセデスと2列目のレーシング・ポイントがミディアムタイヤでQ2を突破し、ミディアムでレースをスタート。3列目から5列目のドライバーはソフトスタートとなる。マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)「今日のスピードは本当に素晴らしく、コースレコードを更新した。予選に向けて天候が読めない状況だったにもかかわらず、昨年からのマシンの進化を改めて目の当たりにすることになった。今日のように気温が低い中でも大きなグレイニングは発生しなかった。予選では戦略が混在しており、上位4台はミディアムタイヤでレースをスタートすることになる。これはドライでスタートする場合の話だが、保証されているわけではない。特に気温が上がればミディアムでスタートする方が有利に思えるので、上位のチームは自らが選んだ戦略を最大限に生かすことに集中しなければならないだろう」
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