ハースF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、すでにF1における2024年のシーズンさえも見据え始めている。強制引退から今年グリッドに復帰した35歳のヒュルケンベルグは、今シーズン以降もハースF1チームに残留することはほぼ確実となっている。
「現時点では結婚生活は継続しそうな勢いだ」とヒュルケンベルグはドイツの番組『30 Minuten』に語った。とはいえ、ハースのチームメイトであるケビン・マグヌッセンと並ぶドイツ人ドライバーの速さは目を見張るものがあり、ヒュルケンベルグは2024年以降も視野に入れている。「2024年末にはいくつかの契約が切れるため、ドライバー市場ではいろいろなことが起こるだろう」とヒュルケンベルグ。「僕は可能な限り魅力的なドライバーになるよ」ヒュルケンベルグは予選で特に印象的な走りを見せており、ハースF1チームのエンジニアたちは現在、なぜレースでタイヤが過度に摩耗するのかを解明しようとしている。ハースF1チームの代表を務めるギュンター・シュタイナーはに、ヒュルケンベルグの印象的な予選ペースについて質問された際、「我々がわかるのは、ニコが速く走るということだけだ」と『f1-insider.com』に答えた。「それ以外には秘密はない」つまり、ヒュルケンベルグに関する限り、彼は真のトップチームでドライブするのに十分な実力を持ち続けているということだ。F1の表彰台に立ったことすらないにもかかわらず・・・。「その通りだ」とヒュルケンベルグは認めた。「実力がなければ200戦も250戦も走れない。今のところ、僕はとてもいい走りができる。それ自体が物語っていると思う」「今のところ、あと数年ドライブすることは想像できる。でも、来るものは拒まずで、来るものはすべてアンコールだ」実際、シュタイナーはヒュルケンベルグと2024年シーズン以上の契約を結ぼうとするかもしれない。「今のところ、ドライバーにはとても満足している」とシュタイナーはレッドブルリンクで『Bild』紙に語った。「契約を急いでいるわけではないが、できるだけ早くするつもりだ」しかし、ヒュルケンベルグが何らかの形で残留するかどうかという問題は、すでに決着がついている。「いや、その通りだ。それについてはあまり多くの議論をする必要はない」とシュタイナーは微笑んだ。