ニコ・ヒュルケンベルグが、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPのドライバー・オブ・ザ・デーに選出された。“ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。F1アイフェルGPではランス・ストロールの体調不良によって急遽代役で参戦し、8位フィニッシュしてチームのコンストラクターズ選手権に貢献した“スーパーサブ”ニコ・ヒュルケンベルグが選出された。
昨年までルノーのF1ドライバーを務めていたニコ・ヒュルケンベルグは、新型コロナウイルスに感染したセルジオ・ペレスに代わって今年シルバーストンで開催されたF1イギリスGPとF1 70周年記念GPに参戦、70周年記念GPでは7位フィニッシュを果たしていた。今回はそれよりもさらにぎりぎりでの呼び出しとなった。ドイツのテレビ局RTLの打ち合わせのため午後にニュルブルクリンク入りする予定だったニコ・ヒュルケンベルグは、チーム代表のオトマー・サフナウアーから電話があった土曜日の午前11時にはケルンで友人とコーヒーを飲んでいた。そこから15時の予選にむけて急いでサーキット入りして新型コロナウイルス検査を受けたニコ・ヒュルケンベルグは、わずか40分のエンジニアとのミーティングだけで予選に出走。結果は最下位だった。その後、一晩かけてマシンの技術的な部分を習得。シルバーストンで乗ったセルジオ・ペレスのマシンと今回のランス・ストロールのマシンではステアリングのボタンを含めた技術面が異なっていた。そのような状況で迎えた決勝。ニコ・ヒュルケンベルグは12ポジションを上げて8位でフィニッシュ。セルジオ・ペレスが4位でフィニッシュしたこともあり、レーシング・ポイントF1はコンストラクターズ選手権で3位に順位を上げている。■投票結果ニコ・ヒュルケンベルグ - 34.7%ダニエル・リカルド - 17.6%ルイス・ハミルトン - 8.4%シャルル・ルクレール - 7.4%マックス・フェルスタッペン - 5.6% この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年10月月11日午後1時10分PDT
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