F1アブダビGPの“ドライバー・オブ・ザ・デー”に今年シーズンで一旦F1ラストレースとなるルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグが選出された。“ドライバー・オブ・ザ・デー”はグランプリで活躍したドライバーをファン投票で決定。ニコ・ヒュルケンベルグはファイナルラップまで入賞圏内を争っていたが、カルロス・サインツ(マクラーレン)とチームメイトのダニエル・リカルドに抜かれて12位でレースをフィニッシュした。
ルノーF1チームは、2020年のダニエル・リカルドのチームメイトとしてエステバン・オコンと契約。ニコ・ヒュルケンベルグは2020年のF1シートを獲得できず、F1アブダビGPで一旦F1キャリアに終止符を打つことになった。177戦のF1キャリアで表彰台は獲得できなかった。「今日は全てを投げ打ったけど、1ポイントも獲得できなかったのは残念だ。1ストップ戦略は実行するのは厳しかったし、終盤でタイヤがあまりに劣化していた。それでも、レースペースはポジティブだったし、最後まで非常に多くのバトルができた」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「僕にとってこのチームでの価値ある最終戦だった。いい気分でフィニッシュラインを超えることができた。ルノーとの良い3年間だったし、家族のように非常に親しい関係を築いてきた。良いときも悪いときも一緒に過ごしてきたチームのみんなに感謝したい。彼らのこれからの成功を祈っている」ダニエル・リカルドを含めたチームメンバーは、ニコ・ヒュルケンベルグを模して金髪のかつらをつけて記念撮影を行った。 この投稿をInstagramで見る Renault F1 Team(@renaultf1team)がシェアした投稿 - 2019年12月月1日午前7時52分PST