ルノーF1チームのニコ・ヒュルケンベルグは、F1ロシアGPの決勝でレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンを抑えるのは難しいだろうと認める。4番手で予選を終えたマックス・フェルスタッペンはエンジン交換による5グリッド降格が決定しており、7番手で予選を終えたニコ・ヒュルケンベルグはフェルスタッペンよりも前からレースをスタートすることになる。
しかし、ニコ・ヒュルケンベルグは、マックス・フェルスタッペンを抑られるとは考えておらず、実際にはカルロス・サインツ(マクラーレン)との“ベスト・オブ・ザ・レスト”を賭けた戦いになると語る。「彼は僕たちにとっては速すぎる。これは僕たちのレースではありません」とニコ・ヒュルケンベルグは Motorsport-Total にコメント。ニコ・ヒュルケンベルグはミッドフィールドでの戦いに完全に集中していると語る。「今週末、ハースは突然再び機能している。灰からようみがえったようにね。トロ・ロッソも非常に速かったので、エキサイティングなレースになると思う」今週末、ルノーは好調なパフォーマンスを見せているが、その理由についてニコ・ヒュルケンベルグは曖昧な返答で応じた。「すべて感覚だ。僕たちはある種アーティストであり、時にアーティストは自分の作品に対して良い感情と悪い感情を持っているものだ」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「今回、クルマはまさに望み通りに走ってくれているし、とにかく感触がいい。そうなると、すべてが少し簡単になる。芸術は常にそのフィーリングを持つことだけど、常に機能するとは限らない」