ルノーのニコ・ヒュルケンベルグは、パワーユニット交換により、F1イタリアGPの決勝レースを最後尾からスタートすることになった。ただし、最新のエンジンではなく、Bスペック版エンジンへの交換となる。ニコ・ヒュルケンベルグは、前戦F1ベルギーGPのオープニングラップのターン1でフェルナンド・アロンソに追突。シャルル・ルクレールも絡んだ多重クラッシュを引き起こしたことで10グリッド降格ペナルティを科せられていた。
ルノーは、ニコ・ヒュルケンベルグのマシンに最新の“Cスペック”エンジンではなく、“Bスペック”エンジンをベースにしてパワーユニット一式を交換。F1イタリアGPの決勝を最後尾からスタートすることになった。ルノーは今週末のモンツァで難しい週末を予想しており、次戦シンガポールGPでポイント獲得の良いポジションを得られることを期待している。「もちろん、ペナルティを受けるので簡単な週末にはならないだろう」とニコ・ヒュルケンベルグはコメント。「おそらくモンツァは僕たちにとって難しいトラックだ。それが現実だ。僕たちは今週末にオープンマインドでアプローチしているし、良い週末を過ごしたいと思っている。僕たちのスタートする位置やそれがどれくらい厳しいことかというのはあるけど、特に日曜日は良いレースにしたい。ここでレースをするのはいつも楽しい」レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは、ルノーの“Cスペック”エンジンを搭載してグリッド降格が決定している。ルノーとマクラーレンは“Cスペック”の信頼性を懸念して投入を見送ったが、レッドブルはパフォーマンスを求めてダニエル・リカルドのマシンに投入している。チームメイトのマックス・フェルスタッペンも、新しいエンジンとMGU-Hを投入するが、年間使用数を超えていないため、ペナルティを科せられない。
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