スコーピオン・レーシングが、HRTのF1エントリースロットを確保しようとしていると AUTOSPORT が報じた。情報筋によると、カナダのスコーピオン・レーシングがHRT買収について交渉しており、エントリーの確保は次の段階に進んでいるという。しかし、FIAは昨年末、HRTが清算したと伝えられた際に2013年の12チームのエントリースロットを閉じたと考えられている。
FIAもスコーピオン・レーシングの計画を認識しているが、エントリーの最終期限は昨年11月で閉じている。そのためFIAには、2013年にもう1チームを許可する特別なケースを作る意図はなく、チームがグリッドに加わるには2014年まで待たなければならない可能性がある。スコーピオン・レーシングの投資家は、今後数日で買収計画が完了することを望んでいるという。スコーピオン・レーシングは、シルバーストンのファクトリーを拠点とし、コスワースエンジンを搭載し、ウィリアムズのギアボックスを搭載したHRT F112のアップデート版を使用することを望んでいるという。AUTOSPORTは、スコーピオン・レーシングのアイデアについてすでにバーニー・エクレストンと間で議論が行われており、先週末、バーニー・エクレストンは、HRTの資産の買収が完了した場合は、F1にエントリーすべきだという手紙をスコーピオン・レーシングに送付したと報じた。バーニー・エクレストンは、スコーピオン・レーシングの投資家に「HRT社を買収したか? そうしたのであれば、彼ら(FIA)はあなたを受け入れるでしょう」
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