2026年F1シーズン第3戦となる日本グランプリが、三重県・鈴鹿サーキットで3月27日に開幕する。大会初日はフリー走行1・2が行われ、28日にフリー走行3と公式予選、29日に決勝レースが実施される。シーズン序盤2戦を終え、各チームが新レギュレーションへの適応を進める中、ホンダは母国レースでの巻き返しを狙う。
折原伸太郎「ファンの前で結果を示したい」ホンダF1トラックサイド・ゼネラルマネージャー兼チーフエンジニアの折原伸太郎は、鈴鹿で戦う意味について次のように語った。「ホンダのF1プロジェクトに携わる前から、私はホンダとモータースポーツの大ファンでした。何十年も鈴鹿に足を運び、セッションを見てホンダを応援してきたので、ファンの皆さんの熱量はよく知っています。今、そのファンの皆さんの前で仕事ができることを誇りに思っており、皆さんの応援を力に変えて、より良い結果をお見せできるよう全力でプッシュし続けます。」中国GPでは、システムに影響を与えていた振動の軽減により、バッテリーの信頼性に一定の進展が見られた。一方で、ドライバーに影響する振動の原因特定は依然として課題として残っている。「中国GPでは、システムに影響を与えていた振動を軽減したことで、バッテリーの信頼性についてある程度の進展がありました。一方で、ドライバーに影響する振動の原因を特定するためには、さらなる解決策を見つける必要があります。」また、パフォーマンス面ではエネルギーマネジメントが理想には達しておらず、鈴鹿という特性上、より厳しい戦いが予想される。「信頼性向上については中国GP後も注力してきた一方で、パフォーマンス観点ではエネルギーマネジメントがまだ目指すレベルには届いていません。鈴鹿はエネルギーマネジメントにおいて非常にタフなコースですので、オーストラリアや中国での学びを活かし、より良い準備を進めていきます。」母国グランプリに向け、ホンダは改善の手応えを示しつつも、さらなる進化を求めて週末に臨む構えだ。「まだ我々が目標としているところには至っていませんが、今週末を迎えるにあたり、最大限のパフォーマンスを引き出せるよう、引き続き全力で取り組んでいきます。母国の観客、そしてホンダファンの皆さんにお会いできることを楽しみにしています。バーレーン以降、私たちが着実に前進していることをお見せできればと思っています。」