ホンダ・レーシングとミズノは、昨年12月18日に発表したパートナーシップ契約に基づく新ユニフォームのデザインをメディア関係者向けに公開した。今回発表された新ユニフォームは、F1をはじめ、MotoGP、IndyCar、IMSA、全日本スーパーフォーミュラ選手権、SUPER GT GT500クラスといったHRCが参戦する主要レースカテゴリーで着用される。
ミズノが長年培ってきたスポーツウエア開発のノウハウと、動きやすさを追求した独自設計を採り入れ、技術を核とする両社の思想を反映したものとなっている。カテゴリー共通モチーフとしてのトリコロール新ユニフォームのデザインは、HRCデザインチームと連携して構築された。シンボルカラーであるトリコロールのラインを、全レースカテゴリー共通のデザインモチーフとして採用している。配色はカテゴリーごとに最適化されており、MotoGP用は身頃を赤基調、F1用は白基調、それ以外の四輪レース用はショルダー部分にネイビーを配している。HRCのトリコロールは、それぞれ赤が「勝利にかける人間の熱い情熱」、青が「理論に基づく高い技術力」、白が「モータースポーツを愛するすべてのお客さま」を象徴している。F1MotoGPIndycar/SF/ SGT/IMSA(※IMSAではAcuraロゴ入りを着用)作業性を高める『ダイナモーションフィット』新ユニフォームの大きな特徴のひとつが、動きやすさを追求したウエア設計だ。ソフトシェルジャケット、レインジャケット、ベンチジャケット、クオータージップトップといったアウター類に加え、シャツ、ポロシャツ、パンツには、人間工学に基づく動作解析によるウエア設計『ダイナモーションフィット』を採用している。腕の曲げ伸ばしや肩の回旋、足の屈伸動作時に生じやすい引きつれや圧迫感を軽減し、ピット作業や屋外での業務を想定した作業性の高い設計となっている。ニオイ対策と温度環境への配慮機能面では、ニオイ対策として消臭素材『ミズノデオドラントテープ』を採用。アウター類、シャツ、ポロシャツ、パンツ、キャップに使用され、汗のニオイの原因となるアンモニアや酢酸、イソ吉草酸、さらに加齢臭成分であるノネナールを中和・分解し、不快なニオイを軽減する。寒冷環境への対策としては、ベンチジャケットとジレに吸湿発熱素材『ブレスサーモ』を採用。体から常に放出される水分を吸収して発熱し、その熱を繊維間に取り込むことで保温性を確保する。汗をかいてもムレにくく、ドライで快適な衣服内環境を維持できる点が特徴だ。一方、暑さ対策としては、ポロシャツやTシャツに吸汗速乾素材『ドライサイエンス』を使用。汗を素早く吸収・拡散し、衣服と肌とのべたつきを抑えることで、ウエア内を快適な状態に保つ。安全性と環境配慮を両立作業時の安全性や冬場の着用環境を考慮し、静電気を低減する制電性能を持つ素材を、ベンチジャケット、ジレ、ポロシャツ、シャツ、Tシャツ、パンツ、キャップに採用している。また、環境配慮の観点から、ケミカルリサイクルによって作られたリサイクルポリエステル素材や再生PET素材を積極的に使用。ベンチジャケット、ジレ、ソフトシェルジャケット、ポロシャツ、Tシャツ、パンツ、キャップに採り入れられている。2026年に向けた展開新ユニフォームは、MotoGP、F1、IMSA、IndyCar、全日本スーパーフォーミュラ選手権、SUPER GT GT500クラスで着用される予定だ。IMSAでは、Acuraロゴ入りの仕様が用意される。HRCとミズノは、今回の新ユニフォームデザインをベースにしたファングッズの展開も計画しており、2026年内に一部ラインアップを販売予定としている。HRCブランディングのグッズを通じて、ファンとともにレースの感動と情熱を共有する機会を創出していくとしている。
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