2007年のこの日、ホンダF1が印象的な“アースカー”としてRA107を発表したとき、ホンダの志が立派なものだった。16年前の2月26日、ホンダF1は英国ロンドン自然史博物館のアースギャラリーはRA107を発表し、衝撃的な“アースカー”を披露した。日本のメーカーは、気候変動への関心を高めるために、宇宙から見た地球の写真を貼り付けたカラーリングで衝撃を与えた。
ホンダF1は、アースカーを実現するために、スポンサーを説得し、車体へのスポンサー表示を見送らせた。しかし、ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロをもってしても、ホンダ RA107の悲惨なパフォーマンスを考えると、チームの多くのパートナーがロゴを掲載しなかったことを後悔しなかったであろう。実際、ホンダF1のアースカーは環境にやさしく、レース当日はライバルより少ない周回数で走ることが多かった。2026年のF1復帰が噂されるホンダの現在の環境に対する意識はどこに向かうのか?
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