ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2021年F1ベルギーGPの初日のフリー走行を振り返った。後半戦のスタートとなるF1ベルギーGPがスパ・フランコルシャンで開幕。初日は各車とも順調に走行を重ね、FP2では、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング・ホンダ)が終盤にクラッシュを喫したものの、トップタイムでセッションを終えた。
「サマーブレイクを終えて後半戦の初戦、ベルギーGPの初日が終了しました。休暇を挟み、2週間のブランクがありましたが、チームメンバー、ホンダのメンバーともに今週頭からスパ・フランコルシャンのサーキットへ入り、通常のレース週末と変わらないペースで、スムーズに準備を進めました」と田辺豊治はコメント。「スパウェザーと言われるように不安定な天候のため、路面には一部ダンプ状態などもありましたが基本的にドライでの走行ができています」「ホンダPUを搭載したレッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリの4台は、おおむね予定通りに初日のメニューを消化しました。これから、不安定な天候なども考慮しながらキャリブレーションの最適化を進め、予選・レースに向かいます」「なお、FP2の最後にフェルスタッペン選手がマシンのコントロールを失い壁に接触するトラブルがありましたが、現時点ではPUのデータ上で特に異常は見られていません。ここからさらに詳細に、状況を確認していきます」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿