ホンダF1は、マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスのそれぞれダメージを負った2基目のF1エンジンが再使用不能であることを確認した。De Telegraaf は、マックス・フェルスタッペンがF1イギリスGPでのルイス・ハミルトンとの接触の結果として、51Gの衝撃でクラッシュしたF1エンジンが改めてテストされたが、再び使用することはできないとの判断が下されたと報道。
2基目のマックス・フェルスタッペンのエンジンは、F1ハンガリーGPのフリー走行で一旦はマシンに搭載されたが、予選後のチェックでエンジンにクラックが見つかっていた。これにより、マックス・フェルスタッペンは、1基目とF1ハンガリーGPで投入した3基目のエンジンでやり繰りしなければならなくなった。一方、セルジオ・ペレスは、F1ハンガリーGPの1周目にバルテリ・ボッタスに追突されてリタイア。フェルスタッペンのエンジンとともに日本のHRD-Sakuraに送られ、詳細な調査が行われたが、同じように再使用は不可能との決断が下された。これにより、レッドブル・ホンダF1は残りのシーズンで大きな問題に直面することになった。ドライバーはシーズンあたり3基のエンジンに制限されており、それを超過した場合はグリッドペナルティが発生する。12レースを残して、F1フランスGPで導入された3基目のエンジンはすでに3レースを走行している。したがって、レッドブル・ホンダF1は、グリッドペナルティを消化するベストなサーキットと時期を決定する必要がある。レッドブルが速くないサーキットでは予選に参加しない可能性もある。もしくは予選で上位に入れなかったサーキットで交換を決断することになるかもしれない。
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