ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPの初日の作業を振り返った。第16戦 F1サヒールGPが開幕し、初日のフリー走行2セッションでは、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダともに好調なペースを披露。FP1ではホンダF1勢は全車がトップ6入り。FP2でも全車がトップ9入りを果たした。
「今日のサヒールGP初日は、トラブルがなく順調なスタートを切ることができました」と田辺豊治はコメント;「初めて走行するサーキットレイアウトなので、今日はシミュレーションをベースとした設定でスタートし、実際の走行状況に合わせて最適化を進めました」「まだ初日を終えたところではあるものの、ホンダ PUを搭載した4台すべてがFP1はトップ6、FP2はトップ10圏内で終えられていることは悪くないと思っています」「しかし、まだまだPUも車体もセットアップが煮詰めきれていませんので、ここからデータをさらに解析して明日に備えます」「事前に想定してはいた通り、全長が短いことからプラクティスでもトラフィックの影響を受ける場面が見られました。予選に向け、セットアップの改善に加えて、ピットマネージメントなどにも考慮してチームと準備を進めます」
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