ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの予選を振り返った。F1バーレーンGPの予選では、ホンダのF1エンジンを搭載した4台すべてが予選Q3への進出を果たした。レッドブル・ホンダはマックス・フェルスタッペン3番手、アレクサンダー・アルボンが4番手。アルファタウリ・ホンダはピエール・ガスリーが8番手、ダニール・クビアトが10番手で予選を終えた。
ホンダF1勢の4台揃ってのQ3進出はエミリア・ロマーニャ以来の2戦ぶり、今季2回目となる。「今日のバーレーンGP予選は、4台が揃ってQ3進出を果たし、まずまずの結果になりました」と田辺豊治はコメント。「アストンマーティン・レッドブル・レーシングのフェルスタッペン選手が3番手、アルボン選手が4番手と、2台揃って2列目からレースをスタートできることは、悪くないと思っています。スクーデリア・アルファタウリ・ホンダの2台については調子のよさを見せていただけに、非常に僅差での8番手と10番手はやや残念な部分もありますが、ロングランペースは悪くないのでレースでポジションを上げてくれればと考えています」「ここのところ予選結果を上手くレースの結果に繋げられていないので、チームと連携して明日はよいポジションでフィニッシュできるように準備を進めます」