ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2019年のF1世界選手権 第20戦 ブラジルGPへの意気込みを語ったシーズンは残り2戦。ブラジルのサンパウロで第20戦を迎える。インテルラゴスは、反時計回りのレイアウトで、短い全長の中に、タイトなコーナーが続くセクションや急勾配、そして高速ストレートなど、息もつかせぬ展開が待っている。
昨年はピエール・ガスリーがレースでは13位と悔しいレースになったが、予選では9番手と速さを見せている。「2019年シーズンも残り2戦となりました。次は南米大陸のブラジルに向かいます」と田辺豊治はコメント。「レースが開催されるインテルラゴス・サーキットは、長い歴史を持つトラックで、毎年エキサイティングなレースが展開されます。カレンダーの中では3番目に全長が短く、標高は800mです。メキシコの2300mと比較すると低く、PUや車体に与える影響も小さいですが、これも一つの特徴となります」「ここまでのレース同様にエネルギーマネジメントやドライバビリティーの設定をプラクティスでの走行結果や過去のデータを参考に進め、予選、本戦に臨みたいと思います」「このサーキットでは、第2期のアイルトン・セナ選手との勝利など、ホンダF1としてもいい思い出がある地です。今年もまたそのような歴史の続きを紡ぐべく、チームとともにいいレースをできればと思っています」関連:2019年 F1ブラジルGP テレビ放送時間&タイムスケジュール
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